うめてらすニュース&トピックス
防府市まちの駅 うめてらすがお送りするお知らせとイベント情報です。
2011年12月15日木曜日
うめもん作り
~手作りの梅の花で防府天満宮のお膝元を華やかに~
12/14(水)はうめてらすで「うめもん作り方教室」を開催しました。うめてらすに飾る「うめもん」を作るため、定員を超える方が集まって下さいました。
お申込みが多く、急きょ増やした午前の部も満員になりました。午前中は萩市から参加された方、午後からは山口市から参加の方もいらっしゃいました。また、毎回参加して下さる防府市の方もいらっしゃいます。家でもうめもんを作って持って来て下さったり。本当にありがとうございます!
こんな輪が広がっていくのがとっても嬉しいです。うめてらすはこんな市民が集う場になればいいですね。地元の人が来ないところに観光客は魅力を感じないはず。
たくさんの人の協力を得て広がりつつあるこの和を来年も再来年も続けていきたいと願っています。
次回は
1/18(水)①10:30~12:00 ②13:30~15:00
です。こちらも既に定員に達していますが、休憩スペースを利用して畳の上でも作っちゃおう!、と池田先生のご提案。まだお申込みでない方も是非いらっしゃって下さい。観光でお越しの方にも見てもらいながら、梅の季節の準備を一緒にしましょう。お待ちしております!
●池田先生のご紹介●
記事全文2011.12.5朝日新聞
「うめのさげもん作りの会」講師 池田幸子さん=防府市
手芸の楽しさ 若い世代にも
ひな祭りの時期に天井からつるす飾りつけ「さげもん」。防府市では、防府天満宮にちなんで梅の形をした「うめもん」を広げようと手作りの会ができ、その講師役に選ばれた。うめもんを考案した「まちの駅うめてらす」副駅長の藤井由美子さんからの誘いに「防府のためになるのなら」と快諾した。
幼いころから手先が器用で、小、中学校では美術部。高校時代から編み物や洋裁を始めた。「当時はサークルがない時代。でも好奇心の塊でしたから、様々な教室に通いました。
結婚後も子育てをしながら、手芸の腕を磨いた。1957年に財団法人日本手芸普及協会本科を卒業。91年には和紙工芸士の資格も得た。2001年からは自宅の一室に手芸教室「工房 絹(しるく)」を開いた。自信は布の端布れで絵を作る「布絵」にのめり込む。「捨てられるような古い着物の絹を何枚もつなぎ合わせることで、1枚の奇麗な絵に仕上がる。夢中になりました」
04年、初出展した市美術展で奨励賞を受賞。その後も数々の賞に選ばれた。代表作の源氏物語をモチーフにした作品は、今年9月に韓国で開かれた両国の芸術交流展にも出展された。
5月に引っ越ししたのに伴い、手芸教室は解散したが、それでも元生徒たちが指導を受けに来る。「手が動く限り手芸を続けていき、若い世代にもその楽しさを伝えていきたい」と話す。