今日ご来館されたお客様に頂いた質問です。
「どうして『石鳥居』の足は楕円なのですか?」
四角い石の角を削って丸くすることは、時間と技術を要するため、古い鳥居はこのように楕円の形をしているそうです。楕円は歴史の証拠なんですね。
この防府天満宮の一の鳥居である「石鳥居」は今から381年前、初代藩主毛利秀就の寄進により建立したもので、奉納年が刻まれたものでは山口県で一番古い鳥居です。山口県の指定有形文化財です。
ちなみに下の写真は、天満宮の参道にあるもう一つの「表参道青銅鳥居」です。
こちらは確かに・・・! 円柱ですね!